先日のカシオペアさんとご一緒した福島遠征の収獲を、
展足は後回しですが、ひとまずまとめました。
前回の記事の表紙にあるTOPサイズの個体。
この個体をめぐっては先の記事に書いたとおり、いやはや思い出深いですねw
フジ型寄りの基本型で、頭冠が後ろほど広がる形状を見せます。
気持ち赤い体色がいい。
次点は、この個体でした。
手に取った時は、大きいなとは思ったけれども、そう感動はなかった個体。
カシオペアさんは、とった直後に「いったんじゃない?」って言ってましたが、個人的にあまりそこまで感じなかったんです。
なぜか思い返すと、この子のほかにも65UPクラスのミヤマがどばどば降ったってところが大きかったかなと。
目で追うのに、拾うのに感覚が消費され、
この個体の大きさを気遣う状況ではなかったんですね~
ちょっと陰ってるのだけど左鞘羽に喧嘩傷があった点も感動を薄くしたと思う。
この個体と戦うのだから、さぞかし・・・とお決まりの想像が膨らみますが!
この個体が落ちる一本前の木で、落ちてきたのがこれ。
ドスン、と落ちたのが印象に残っています。
「太っ!」って。
状態がいいのだけど、いかんせん、尻でか個体。
「頭が~小さい!」
もう二回りほど、頭部を拡大したら格別なのにな~!などとエンドレスにぼやいてました。だって惜しいでしょこのレベル~確実に72クラスのボディです。
そんななかでカシオペアさんが蹴った次の木で、前の個体を筆頭としたミヤマシャワーが・・・。
意表を突かれるって奴。
このゾーン、とても愉しすぎました。
そのあとに続くのは、このくらいのクラスですね~
この個体は顎が長めのイケメン個体ではありますが、思うよりそんなにサイズがでなかった。
それにしても不思議なもんです。
下の写真をみると、みんなでかく見えますよね。(下段はレンズのせいででかく見えるだけ)
65mmを越えてくるとボディ各部の比率が変わらなければ、カッコいいことは間違いなく。
ゆえに70の壁、そこをクリアしたなかでのプロポーションの美しさという観点は重要ですよね。
下半身が大きい、顎が短い、などなど。
70を越えててもイマイチ!感動がない!というのは、そういう事なのでしょう。しみじみ思わされます。
60後半で、光る個性をもった個体のほうが、並の70越えよりもいいというケースも少なくないですから。
そんな良さを分かったとき、ミヤマ沼にずぶずぶとハマってゆくのです。沼w
また、今回は第一歯の発達した「フジ型」傾向の個体が多かった。
蝦夷型といっても、上の画像の右端の個体ぐらいなもので、中型までみなフジ型を示していました。
マイフィールドよりはフジ型強いなという印象を受けます。
とはいえ、マイフィールドは近年全然ふるわず・・・。
森も荒れてきてるんですよな~開拓せねば。
先日もちょろっと行ってきましたが、どうも採れるのはフジ型ばかり。
小さいし。
今季初採集時に採れた蝦夷型個体以降、
そんな私好みの型は、めっきり姿を見せておりません。
お盆まで蝦夷型良型、いけるかな!?