Happy New Year 2021 ! Best wishes for a successful and rewarding year !!
本サイトに集いし皆々様、本年丑年もどうぞ宜しくお願い申し上げます!
雪の仙台。
ぼちぼち虫へアンテナを向け、思索にふける元日の夕方、
皆様はいかがお過ごしでしょうか???
ここ数年、「虫事」の位置づけがイマイチ軌道に乗らず、スタイルとしての確立にはほど遠い状況。
標本の収集には変わらずに動いていますが、何らかのアウトプットをするまでは至らないというのが正直なところでした。
マイペースですが、内容の充実を図っていきたいですね~
さて、2021年の「深山初め」は、ヴェムケン、フォント、クラーツ、ヴィクトリウス、ってラインナップで触れてみました。
眺めるとかそういうのじゃなく、「展足初め」ってことで(笑
ヴェムケンはチベットのものを。
Lucanus wemckeni Schenk, 2006 from Tibet
インドのと違うのか、どうなのかってのがもっか気になるところですが、見た範疇では、個体差レベルと感じます。
まだまだ確定はできませんけれども。
とりあえず前にも書いたかと思いますが~
その額、サスケの「反り立つ壁」ごときでこっぱち(へっこんでるけど!)が半端ない。
かれらの生息地に違わず、まさに断崖絶壁、ヒマラヤーン。
個人的に、チベットの子たちのほうが、耳状突起が丸く張り出す個体が多くて、太い印象を受ける傾向がある感じがします。
でも下の個体のように、普通っぽくウイング状のものもいますし、まあ、個体差止まりでしょう。
※ここでいう「普通っぽいウイング状」というのは、以下のような耳状突起の形です。詳細はまた別に。
あと、この絶壁な額も、インドのほうが中央で折れてるイメージがあるのだけれど、チベットのほうは緩やかにラウンドしている風に見えます。
でも一方で、個体のサイズも考慮しないといけない。
つまり、大型(52mm~クラス)になると緩やかなラインになる個体が増える傾向があるのかもしれない。
こういうのは、個体数並べないと分からない!な範疇だと感じますね。
下も2人もチベットので展足待ちですが、だいぶ顔が違っています。
根元のえぐい歯の大きさや角度、大顎の全体のライン、歯の出方、などなど。
難しいです、ヴェムケン。
個人的にヴェムケンにおいて格好良く見えるか否かのポイントは、
頭幅(頭冠)
顎の張り出しとその湾曲具合
ですね。
新年のあいさつからヴェムケン話になってしまいましたが、、、
ゆるりと今年も宜しくお願いいたします!
そうそう、海外から、英語で書けってコメントてるんですけど~
ぜんぜん現状そこまで至らないから!ぼちぼちね。