曇天続き。
いまいち標本モードになれず。ビークワ補足も書いて行かねばですが。
夏至の翌日もどんよりなのだけど、ミヤマレーダーにはびんびん来るので30分ほど、タイムアタックしてきました。
クマさんは今回、不在でした。
が、「鈴」を腰に常備。いやはや笑えない。なんだか気遣いますね~
ネットを振るのさえも人の目が気になってしまう昨今ですが、クマの目も気にすることになるとは・・・
クマ被害の実情を調べると、ほんと、笑えないですからね。
リスクの点で、ここが北海道じゃなくて良かったって本気で思います。
崖の上から、甲高い声が。
もっぱら「ケーン、ケーン」って表される鳴声の主。
なんとも堂々としています。
最近、ここに行くたびに会う、“ 崖の上のキージー(雉, Phasianus versicolor)”。
いっつも高台からこっちを見下ろして、アピールしていますマジで。
縄張りのパトロールに余念が無い様子。
車のドアにHX99を置いて、最大望遠で。
かなり距離あるけど、まあ、ここまで撮れる。
ソニーのHXラインは普段使いには十分なスペックだね。
RXとHXは電池が共有できるから、歴代好んで所持しています。
つい先日出た、ZV-1も同型だからいいかんじ。そのうち動画UPしちゃうかも。
さて、クマさんファミリーもいないようですが~、気持ち緊張しながらのチェック。
植生も雨が降って以降、だいぶ様変わり。
ドクダミ(蕺草,Houttuynia cordata)が咲き始めています。
これね、
ここの深さ、腰高なんです。
かつ、地面はぬかるみ。
右の茂みの縁にかろうじて畦道の跡らしきラインがあるのだけど、見ての通り、いや、見たまんまの深い藪。
ここを突破せねば、楽園にはたどり着くことはできない。
むろん、この状況において、毛虫とのランデブーは避けられません。
いや~個別に写真撮っとけば面白いんだけどな~こうやって編集していて思う。
しかしながら、現場ではそのような余裕は、正直ないです。はい。
動きを止めたとたん、別の徘徊者に強襲されます。
奴ら、服の上から繊維の間をぐりぐり刺してきます。
ジーンズは有効じゃないですな~
でかい藪蚊、ただただ怖い。
故に、「ナイロン製のアウター」はかなり効果的であることは当然のこととしても、なお記しておこうと思う。
そんなこんなで、ひとまず獲物をキャッチ!
新鮮だけど、木登り状態は終わっていますね。
今期は早いのは間違いないです。
良い感じの蝦夷型。
大きく見えますし、実際、手にとった時の感じは大きいのだけど、
65mm、ありません。なんということでしょう。
でも、こういう状況って良いですよね~
70mmクラスに出会うときの「驚き」ゾーンへの期待感が高まるというもの!
とはいえ、あと、はこの個体以下のミヤマが数頭と、コクワ、という感じ。
ノコが濃くなるのは、月末から7月第一週、というのがここら辺のセオリーですが、今期はどうなるかな。
夏祭りやバザーといった行事が中止になる流れにあるなかで、毎年配っていた子供たちのためのストックを、どうしようかと考えますね。
ともかく、はやく毛虫たちには、羽ばたいてどこかに行ってほしい・・・。
[直上からの毛虫爆雷]⇒[頭ヒット]は、
この時期のキック採集において、なんとしても避けなければならない事象のひとつです。
ミヤマ以外の落下といえば、
毛虫
毛虫
毛虫
毛虫
毛虫
毛虫
毛虫
アマガエル
・・・といったようなもの。
毎年書いても書き足らない。
みなさまも毛虫には気をつけましょう!