2020展足初め

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近場の雪山は今年はきついかな~と思う、正月最終日。

 

整理して出てきた個体をみつくろって、少し展足してみました。

うーむ。

これね、台湾ではないのです。

かといって、福建とか広東でもありません。広西チワン族自治区なやつらなのです。

 

これらは、

『中華鍬甲・弐』では、検討中 ssp. incert. (p. 5, Pl 1, figs. III-1, 2, 3.) とされ、

『中華鍬甲・参』において、大陸ヒメミヤマLucanus swinhoei continentalis の広西Guangxiに分布する個体群(pp.12-14) と位置づけられるに至っています。

うーむ、ヒメミヤマLucanus swinhoeiって、台湾のザウテルシカと、中国本土のクロツヤシカ(ニセシカ)みたいな感じで分布するのだけど広西まで広がってるってのは興味深く。

古くから知られている福建の大陸ヒメミヤマssp. continentaris と、福建のブリヴィオsp. brivioi の組み合わせは、

広西において、この種とデューベイアヌスsp. deuveianus の組み合わせに重なってくる??ようにも見えてきますね。

 

とすると、ブリヴィオとデューベイアヌスはちがうのに、ヒメミヤマは同じなのか~??って疑問がふつふつと・・・

ゲニを確認してなおそのような結論ならば、まあそうなのだろう。が、うーむ。

 

個人的にですけど、

これら広西のヒメミヤマたち、中型以上で、外形の面で、特徴があります。

大顎の伸びが妙に直線的 です。

 

広東のsp. fujianensis (『新大図鑑』のスズムラヒメミヤマ)ほど丸くならないし、小型個体は、顎先だけクイッと内に曲がって面白い顔立ちに。

 

『中華鍬甲・参』において、図示された個体は、湾曲のある個体で、どちらかというと『中華鍬甲・弐』で図示されてる個体のほうが多数派な感じがしますね。

ちゃんと展足すると、結構目立つ感じ。

ヒメミヤマ系の話をやたら垂れ流しておりますが~

名前を付けられてはいるけれどもまだまだ不明な種、ほどよくいるわけです。

これらについては、また稿を改めて。

Author: jinlabo

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