安徽省Anhui産のLucanus fonti.
60mmにまだまだ届かないサイズながら、なかなか雰囲気が出てる個体。
同サイズながら浙江省から得られた個体とは、どこか異なるような風味を感じる。
大顎の発達具合、内歯の大歯のバランスとか、
ボディの比例(このサイズにおいてちょっと頭がでかい感じ)、
体色(〆処理を考慮しても、黒いんだな~)、
微毛の感じ(灰褐色のうっすら微毛がびっしり)、
などなどなど。
ただ、ゲニ(交尾器)はたいして変わらない。
なので、地域差なのだろう、とここでは留めておくほかないですね。
フォルムで言えば、あまり数は見ていないけれども、安徽省のほうが、カッコいいと個人的に思います。
ここら辺はもう少しサンプルが必要だね。
もっと顎先が広がった大顎をもつ個体を見てみたい!