Posted in 文化誌 Insect Culture Grausius, 1660 jinlabo 2013-08-26 Leave a comment 西洋のクワガタイメージを見ていて思うのは、羽を広げた描写が、異常に多いということ。 17世紀の挿絵の多くに、羽を広げたクワガタムシの描写を見出すことが可能だ。この版画もそういった例の典型だ。 それほどに、西欧において、クワガタは「飛ぶ虫」として認識されていたことがうかがえる。 やはり、cervo volante =「飛ぶ鹿」という名はダテじゃない。 関連 Author: jinlabo Related Articles 描かれたミヤマクワガタ:デューラーとホフナーゲル@カウフマン『綺想の帝国』 加山又造《鍬がた》1970 【NEWS】佐藤正和重孝 彫刻展@仙台三越 8月8日から “クワガタ文化雑記帳”