Grausius, 1660

西洋のクワガタイメージを見ていて思うのは、羽を広げた描写が、異常に多いということ。

17世紀の挿絵の多くに、羽を広げたクワガタムシの描写を見出すことが可能だ。この版画もそういった例の典型だ。

それほどに、西欧において、クワガタは「飛ぶ虫」として認識されていたことがうかがえる。

やはり、cervo volante =「飛ぶ鹿」という名はダテじゃない。

Author: jinlabo

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