ビークワのネタに行く前に、採集記録を書いておきたいと思います!
ここ数年、福島のカシオペアさんの所にうかがい、採集を共にする機会を設けてもらっています。
本日はJinさんがお越しされての恒例のミヤマコラボ採集でした❗
本日は暑く、成果はまずまずでしたが、楽しんでいただけて何よりでした😊
まだ♂の割合がとても高くて良い時ですね
前々から楽しみでしたし実際とても楽しかったですし😆
お疲れ様でした~どうもありがとうございました‼️@JIN_apiact pic.twitter.com/GZoRiH8qub— カシオペア (@kuwa_cassiopeia) June 12, 2024
そんな恒例行事と化しているわけですが、これが毎回同じではないことにハッキリと気づく今季最初の福島遠征。
何が言いたいかというと、場所は同じでも木々自体が年々変化しているし、もちろん、天気や時間帯、気温や湿度も影響してくるわけで。
もちろん、根本的な虫の出、発生のタイミングも関わってきます。
ほんとうにいつもと同じ「条件」というのは、そう簡単には起きない。
さらには、カシオペアさん自身が新たに開拓したポイントもあるなど新要素も!
そこでの状況は、同じ福島でも、一辺倒ではない。樹種によって集まる時期が変わってくることなど、如実に感じた今回でした。
今回の6月採集を総括するならば、
「気持ち早いのかな、でもまあいるとこにはいたね!」
第一号!ミヤマっぽさがでるそこそこの大きさのが来てくれて、嬉しい^^
この最初のポイントは、いわゆる「鉄板」。
ここで来なきゃ、あとはどこで来るんだっていう所なので、ざくざくと来る!落ちる!!
ただ、デカいのがいない。
今回の採集では、大きさはそこそこ60後半のこのエゾ型が個人的No.1でした。
二又の上の歯が前方に向くイイ形の個体。まあ、最初に採れちゃったんですけどw
ふっといクヌギを見て回る。
ふっといクヌギやハルニレを揺らすのって、まあ、やったことある人は分かると思うけど困難ですよね。
でもやはり、抱きかかえられる級の幹をもつ木の上方、樹冠あたりって、けっこう楽園でいい感じなんですよ。
ただキックしたってそこまで振動伝わらないし、伝わっていたとしても大型ミヤマは落ちてこない。
こうしたポジショニングも運次第なんだけど。
個人的にこうした太い樹木の攻略って本気で考える案件になってます・・・。
でっかいゴールデンハンマーもって行こうか否か。
夕暮れも近づき、最初のようなラッシュがなくなったなかで、とある山の見通しのイイ場所にある木から現れた美個体。
これ、先のエゾ型に続くNo.2な個人的評価。
あごがえらい細く艶があって、そのために頭冠が大きく見える不思議な形態をしている個体。
あまり狙ってゲットできる型ではないことは、長年みてきた経験からわかるというもの。
カシオペアさんはそんなに意識していなかったけど、個人的に嬉しい獲物と相成りました。
けっこうまわりました。
コクワがなぜか大量に落ちる木に遭遇したりしながら、落下ブツが見えなくなるくらいで終了。
19時半くらいだったかな。
終日、こうした時間をエンジョイすることは、本当に癒やしだと感じています。
ヒーリングの面で「日本的森林浴」が世界から注目される今、昆虫採集って、いい活動だよね??勝手にそう思ってます。
ともかく、宮城とはちょっとちがった福島の山の中を終日散策しまくる癒やしのカシオペアロード。
その6月の部は、状態のいいオスが多い、暑すぎない、などミヤマ発生ピーク前に照準を合わせる意味で、じつに有意義。
また来ます!次はピークな7月初旬に期待!と、帰路につきました。
70mmUP には至らなかったけど、そこそこ大きい個体はこんな感じ↓
上段真ん中がイチオシのエゾ型。
下段真ん中が、次点のあご細特艶個体。
このほかに綺麗な個体はいろいろゲットしてますが、マイポリシーで♀は一匹も持ち帰っていません。
いい遺伝子を繋いでいって欲しいですから。
ま、初期なので実際そんなにいなかったんですけどね!
シーズン終わったら、展足にかかりたいと思いまーす。
カシオペアさん!
いつもありがとうございます!