3.16地震とスベラナイ標本箱

ひさびさの更新です。

地震。

みなさまどうでしたか?

 

ここ仙台は、ご存じのとおり、直撃エリア。

3.11の次にデカい衝撃だったのではないでしょうか。

以前書いた時などより、数段ヤバかった。

もう慣れっこですが・・・初期微動(P波)の段階で、どこが「微動」だよ!ってツッコミいれるほど、天地が動くアトラクション。

くらった人しか分からない、そんな領域ですねぇ。

 

まあ、影響は大きく、新幹線は復旧まで時間を要することに。上京できないじゃん(つд;)ウエーン

在来線はもれなく全部、止まりました。

 

赤一色w

 

で、家も職場もぶっ飛んでました。

建物よりも、タンスやキャビネット、液晶ディスプレイ転倒からの破損とか、物的被害が大きい傾向でしたね。

だるま落としみたいに、落ちても立っていた奇跡の置物とかあったり、

まあそんな感じの衝撃からの飛距離が観測されておりますw

 

で肝心の標本はというと、

中に4、5頭入れていた乾燥箱が2箱、吹き飛んだのみ。

ほかには直接的な被害はございませんでした~よかったε-(´∀`; ). 

まあ、その吹き飛んだ箱のケアには、かなりの集中力を要することはまちがいなく・・・開けるのがかなり怖いです。

気分的に余裕出るまで、後回しです。

 

今回、ひとつ、実証されたことがあります。

それは、

マットキープ塗装のドイツ箱はすべらない!

 

以下の写真をご覧頂きたい。

ええ、画面下にご覧いただけるのは、真っ逆さまに落ちてカバーがはずれてしまった空気清浄機w

電源コードがぴーんと突っ張っており、落ちたままの情景であることがお分かりになるかと思います。

 

目を向けていただきたいのは、画面上の標本箱の出幅です。

壁面に同化している特製標本棚でさえ、揺れでこのくらい、はみ出るわけです!

が、画像右側の方の箱、こげ茶の5箱は、全然出ていないのがお分かりかと。

その下の6段目にある明るい茶色箱は飛び出て、虫が見えますよね。

そう、

これこそが、岡山のドイツ箱を手がけるT-wood(株式会社ティーウッド)のつや消し、すなわちマットキープのドイツ箱(T型)です。

 

本気でスベってません。

スベラナ~イ箱。

 

こだわりなく新旧さまざまなドイツ箱を使用していますが、作りの丁寧さや材質となる木材の質の良い悪いはあれど、たいてい見た目手触りぐらいの差しかないのが常でした。

マットキープ塗装も、もっか手触りのレベルで、今までにない新しいかんじ!だとか、シックでカッコいいな~、くらいの感想でしかありませんでした。

 

しかし、その「マット」という従来のツヤあり塗装と真逆の性質によって、その特性が発揮される現場を目の当たりにしたわけです。

みなさん、見た目だけじゃありませんでしたよ~

ステキです、マットキープ

 

 

まあ、日々のドイツ箱の管理において、

● 重ねない!

● 落ちるたり倒れるモノの近くに置かない!

はまず必須かな、と感じます。

 

あと、広く普及している観音開きのドイツ箱の収納庫。

これは、揺れで動いた箱で押されて開いてしまい、最悪、箱が外に飛び出てしまいます。(経験済みです!)
なので、鍵をかけたりして、開くのを防止したほうが良いかと思います!

見直してみてくださいね!

 

揺れは続いているので、気をつけて参りましょう~♪

では。

Author: jinlabo

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