ひさびさの更新です。
地震。
みなさまどうでしたか?
ここ仙台は、ご存じのとおり、直撃エリア。
3.11の次にデカい衝撃だったのではないでしょうか。
以前書いた時などより、数段ヤバかった。
もう慣れっこですが・・・初期微動(P波)の段階で、どこが「微動」だよ!ってツッコミいれるほど、天地が動くアトラクション。
くらった人しか分からない、そんな領域ですねぇ。
まあ、影響は大きく、新幹線は復旧まで時間を要することに。上京できないじゃん(つд;)ウエーン
在来線はもれなく全部、止まりました。
赤一色w
で、家も職場もぶっ飛んでました。
建物よりも、タンスやキャビネット、液晶ディスプレイ転倒からの破損とか、物的被害が大きい傾向でしたね。
だるま落としみたいに、落ちても立っていた奇跡の置物とかあったり、
まあそんな感じの衝撃からの飛距離が観測されておりますw
で肝心の標本はというと、
中に4、5頭入れていた乾燥箱が2箱、吹き飛んだのみ。
ほかには直接的な被害はございませんでした~よかったε-(´∀`; ).
まあ、その吹き飛んだ箱のケアには、かなりの集中力を要することはまちがいなく・・・開けるのがかなり怖いです。
気分的に余裕出るまで、後回しです。
今回、ひとつ、実証されたことがあります。
それは、
マットキープ塗装のドイツ箱はすべらない!
以下の写真をご覧頂きたい。
ええ、画面下にご覧いただけるのは、真っ逆さまに落ちてカバーがはずれてしまった空気清浄機w
電源コードがぴーんと突っ張っており、落ちたままの情景であることがお分かりになるかと思います。
目を向けていただきたいのは、画面上の標本箱の出幅です。
壁面に同化している特製標本棚でさえ、揺れでこのくらい、はみ出るわけです!
が、画像右側の方の箱、こげ茶の5箱は、全然出ていないのがお分かりかと。
その下の6段目にある明るい茶色箱は飛び出て、虫が見えますよね。
そう、
これこそが、岡山のドイツ箱を手がけるT-wood(株式会社ティーウッド)のつや消し、すなわちマットキープのドイツ箱(T型)です。
本気でスベってません。
スベラナ~イ箱。
こだわりなく新旧さまざまなドイツ箱を使用していますが、作りの丁寧さや材質となる木材の質の良い悪いはあれど、たいてい見た目や手触りぐらいの差しかないのが常でした。
マットキープ塗装も、もっか手触りのレベルで、今までにない新しいかんじ!だとか、シックでカッコいいな~、くらいの感想でしかありませんでした。
しかし、その「マット」という従来のツヤあり塗装と真逆の性質によって、その特性が発揮される現場を目の当たりにしたわけです。
みなさん、見た目だけじゃありませんでしたよ~
ステキです、マットキープ!
まあ、日々のドイツ箱の管理において、
● 重ねない!
● 落ちるたり倒れるモノの近くに置かない!
はまず必須かな、と感じます。
あと、広く普及している観音開きのドイツ箱の収納庫。
これは、揺れで動いた箱で押されて開いてしまい、最悪、箱が外に飛び出てしまいます。(経験済みです!)
なので、鍵をかけたりして、開くのを防止したほうが良いかと思います!
見直してみてくださいね!
揺れは続いているので、気をつけて参りましょう~♪
では。