シリアのラティコルニス sp. laticornis 

先日の記事にあげたユダイクスと同じ、ドイツのWerner氏の採集品。

60mm近い、いい型。

1998年、シリアはアクベスAkbes産。

アクベスに産するミヤマだから、アクベシアヌス akbes-ianus、というかの種が記載されたわけだけれども、どうやら、この地域に産するのはアクベシアヌスだけではないみたいですね。

この触角がチャーミングなラティコルニスは、確実にアクベシアヌスと混生してる模様。

トルコ沿岸部でも同じように混生している場所があります。

アクベシアヌスとラティコルニスの組み合わせって、かたちの上でも不思議なコントラストですよね~

ユダイクスは、もうちょい局所的分布をみせるように思われます。

アクベシアヌスと重なったとしてもごく一部で、基本的に重ならないように分布している可能性が考えられますね。

それにしても、

1998年のシリア。

イスラム国なんて野蛮なものも存在しない、いい時代だったんだろうな~

 

ではでは。

Author: jinlabo

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください