文献をいろいろまとめている最中でまだまだあるのだけど、UPするのが文献ばかりだとつまらないので、ここでひとつネタを。
奇形です。もとい、異常型です。
ぱっと見では、何の変哲もない、セリケウスミヤマLucanus sericeusのラオス亜種ssp. ohbayashii 。
近年は、ラオス・ルートも安定してきており、生き虫の入荷も見られるほどです。
そうして人目に触れる機会も多くなり、むしろかつて定番だった〈タイ産のセリケウス〉よりもポピュラーになりつつある、ラオス亜種ですが、この個体、よくみると、頭部がえぐれちゃっていて!
「あちゃー奇形だね~」
(=いらないや~)と見過ごしてしまうようなあまり格好良くない状態の個体です。
クワガタって、結構奇形が多くて。
羽化不全の症状から、先天的なものまで、多岐にわたります。
ですが!この子。よーく観察すると、なにやらおかしい。。。
その頭冠の陰影のなかに沈む、キラリと光る黒いそれ。
。。。え?
。。。。え??
。。。なんか、こっち見てるし!!!・・・*´゚Д゚ノ)ノ
ゴゴゴゴゴゴゴ。。。。
はい、眼です。
眼ですね。眼!
こういう異常型の話は聞いたことあったけど、セリケウス・ラオス亜種で出なくとも(笑
こんなの、「寄生獣のミギー」を想起するのは、僕だけじゃあるまい!
異常型のサンプルとして、載っけておきます。
では。