虫害!
引越し作業も落ち着いてきて、片付けがてら、展足をしていました。
なぜなら、標本虫(カツオブシムシで検索・笑)が湧いてたんですよ~
ほっとくと標本が穴だらけにされちゃうんで、熱湯で念入りに滅殺!
皆さんもくれぐれも標本虫には気をつけましょう。
防虫剤などは防御として当然なのですが~
万が一侵入を許した場合、排除すべきターゲットが目視できるならば、物理的に、一匹一匹取り除くことをおすすめします。
さて、そんな虫害に晒されかかったランミヤマLucanus langiですが、この種って面白いですね。
おそらく市場に流通し出して、4,5年になると思いますが、その全貌を知ってる人は多くないと思います。
産地的に一緒のフライミヤマsp. fryi と混同されてしまったり。
実際にショップの同定が誤りだったり、それを信用してしまって混乱されてる愛好の同士も多いですし。
その一端として、
ランミヤマの【個体変異の幅の広さ】
があります。
ともかく、ひどい!もう勘弁!というくらいに、カタチが一定しない。
「これがランミヤマだ」って個体を挙げてもらえるのなら、そうして欲しいくらいに、【基準】のカタチとしていい感じのものが分からない。
何言ってるかわかりませんね・・・。
それくらいに、特徴が「もわっ」としてるんです。
元来、ミヤマは個体変異幅の大きい種ですが、この種は、その変異幅を大きさを体現する種の「極致」ともいっていいのではないでしょうか。
きりないので、今日はちょっと触れるくらいで、いつか詳しく書きたいと思います。
では!