Lucanus marazziorum Zilioli, 2012
イタリアのZilioliが2012年に記載したラオスのヒメミヤマ。
葛さんは、「ラオスミヤマ」と呼んでいた種。
私は、「赤ミヤマ」と呼んでいました。
人名献名の学名で、マラッツィ氏 Marazziの複数属格-orumで、「マラッツィオルム」。
なぜだか分からないんですけど~
生き虫界隈では「マラッ『シィ』ミヤマ」となってますね!!!
誰が「シィ」って言い出したの?笑
「シ」でなくて「ツ」です。
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さて、本種についてですが。
2000年前よりちょくちょく採れていて、だれもあまり記載に乗り気ではなかった。
なぜなら、ここら辺のヒメミヤマの分類は、複雑だから。
それに尽きます。
Zilioli氏も、記載に際して、Noteとして【フォルモサスとキクロマトイデスの分類】を試みています。
(⇒ここに関してはまた別途書きます。)
ただ、べトナムのイェンバイのがもたらされ始まった2013年は、なかなか私の熱もアツくてですね、ベトナム産のを記載しようと動いてました。
そのとき作っていたボツのラオス産のプレート、ここに貼っときますね。
ベトナムのもあるけど。
日の目を見ないのももったいないので~