Happy New Year!
コロナにかかっての年越しはなかなかつらいモノでした・・・。
昨年末に、Lucanusに関わるひとつのZookeysの論文がでまして、そこで地味に重要なシノニム処理が行われました。
ちかく記事にしまーす。
「論文」という正式な手続きを踏んだ「シノニム処理」は、正確には、無視できません。
消された名前は二度と使えないという理由のためです。
ぼくが手がけた『ビークワ』で「キクロマトイデス」ミヤマの名を使用していますが、Zilioli氏のマラッツィオルム論文において「フォルモサス」ミヤマのシノニムにされた以上、ほんとうは使ってはならないのです。
www.researchgate.net
Just a moment...
ただ、編集長執筆の No.76号「ヒラタ特集」の冒頭で、編集長みずから書かれているとおり『ビークワ』という商業誌の性格、編集長の方向性もあって、シノニム処理されてしまった名でも「理解のために」便宜上、提示しているというのが実情です。
そんな問題が、今回、さらに増えました・・・いやはや。
正確に、整理しなければならない頃合いですね~
今年は動きますよ。
読者のみなさま、本年も宜しくお願いします!
まさに三中先生のフレーズ「分類するは人の常」。人の業!
Lucanus属、バンザイ~