今期は虫の出がいい感じなのに、私個人、モチベーションがぜんぜん上がらず、フィールドに踏み込めない日が続いていたんです。
すでにミヤマのピークは過ぎてしまっているけれども、やはりフィールドを体感したい・・・
いや、しなければならない。
そこで!
無理を言って山に連れて行ってもらいましたw
そう、カシオペアさん@福島
お初お目にかかるのですが、ずっと以前からやりとりがありましたから~
なんとも自然な感じです。お人柄も想像にほぼ相違なく。
ようやくお会いできて嬉しかったです (*´∇`*)
愛車の助手席に乗ってもらって、いざ出撃っ。
ばきばきオンロード仕様にしてる本来オフロードな愛車。
ですが、この日ばかりはタフな林道ダート。
やっぱ、夏はこうでなくちゃって感覚が、じわじわ蘇ってくる感じ。
カシオペアさんに感謝でしたね~
途中、せかせか動く「青い影」が視界に入ったもんだから、思わず車降りちゃいましたw
瑠璃星天牛 Rosalia batesi
天牛屋ではないので、狙って探さないですからね。
見つけたら観察せねばって思ってしまいます。
この青は、ほんと素晴らしい♪
この種で連想するのは、コレとか、コレ。
どちらも良書なので、未読の方は、是非手に取ってみて欲しいです。
本命ミヤマに関しては、
シンプルに、
「味わい深い」と感じました。
何がって?
ポイントの、山の、懐の深さたるや、です。
カシオペアさんが言うように最盛期に比べ、個体数はかなり減ってるのは間違いなく、
自分の肌感覚でも気配が薄くなってるのは感じるのだけど~
さすがのカシオペアさんのポイント。
そんな山奥ってわけでもないのだけど、いい場所っていうのはこういうところなんだなって思う。
蝦夷型は少なくなってましたが、赤茶銀毛の良型!
この個体は、最初カシオペアさんがキャッチしたのだけど、直後に
「これJinさんが好きな型ですよ!ジンミヤマ!」とか言ってくれて、思わずニンマリ。
さすが、分かってらっしゃる!笑
マイフィールドに比較して、とにかく、樹木のヴァリエーションが豊富。
かつ、木自体がでかい。
というか、高い!
で、付いているミヤマが、見える!
「ルッキング」とは良く言ったもので、まじ、見えるんですわ。
いや~カシオペアさんのブログからうかがえるコレを味わいたかったので、感慨深かった。
画像の見える範囲だけでも、3匹はいるんです~
見えないとこから小型が複数落ちても、まだまだ樹上に見えるんです~やばい。
何気に落下して、ひそかに頭の上の葉っぱにぶ~らぶらとぶら下がっていた個体も、手に取ればそこそこの大きさでw
おまえどこにいたん??って感じです。
それにしても、木がでかい!
楡、楡、楡!ハルニレ!!
カシオペアさんが、見えるけど届かないから断念してまた次の日!ってなっている意味が分かりました。
こんなん採れっこないって。付いてるとこ、高すぎ問題。
こりゃ7メートルの網でも届かない。
玉虫屋さんたちの愛用の11メートルクラスの用意が必要です。マジで。
上の写真は、威嚇姿勢をとる程度で、まったく落ちなかった奴ら!
24-720mmの光学28倍ズームレンズでこのザマですからね。
高さが想像できるかと!
そんな立派な木々の生い茂る、カシオペアさんのとっておきなフィールド。
ただただ素晴らしかったです。
ハイシーズンには、ミヤマが雨のように落ちるのが想像つくってもんですね。
ヤナギ類もじつにいい感じ。
この感じは、マイフィールドにも通じるな~
成果はそれほどふるいませんでしたが、それよりも場の体感。
個人的にとても満たされた遠征となりました。
カシオペアさん、ありがとうございました~!