Lucanus sericeus
ベトナムはLai Chauライチョウから来たこの個体。非常にインパクトのある特徴を備えておりました。
これ!!!
じつに主張する鞘羽だ。
先日、アクベシアヌスで鞘羽のスジについてあれこれ書いたのだが・・・
そこで話題にしていた感性レベルを、粉砕する威力をもっている。
百聞は一見にしかず。
まさに、一撃(一目)で。
深すぎ!ジースー!!!
「奇形」に違いないのだが、整ってるのでね、「異常型」と評していいように思う。
まあ、国産ミヤマにもこんな感じのが出たりすることもあったような記憶があるけれど。
まあ、ここまで“スジブト”を体現しているミヤマはそうはいないはずだ。
セリケウスミヤマ、好きな種です。
でも、あまり人気無いように見えるんですよね。
加えてこの種の位置づけも、けっこう微妙なところなんだよね。
ぱっと見、国産ミヤマなフォルムだからそっちのほうにくくられがちなんだけど、
私的には、艶味がなくなり太くなったメアレーsp. mearesii ってかんじで捉えていて。
小型個体とか、♂のサイズでグラデーションを見ると、まあ、両者はそう遠くも無いだろうと感じている。
でも、♀は違うんだよなあ・・・。
みなさんはどう感じているだろう?