学研のメタルキットシリーズのクワガタムシをつくってみた。
恐竜やモンスターやいろいろなシリーズ展開がなされているけど、なかでも昆虫シリーズはシリーズ当初より出されているもので、この「クワガタムシ」などは、最初期のラインナップである。
しばらく前につくったのだけど、出てきたのでいじってみた。
(画像はhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000754.000002535.html より引用)
箱はこんな感じ。
しかし、「クワガタムシ」とは片腹痛い。これは、この頭は、「ミヤマクワガタ」だ!
ほかのキットが詳細に名付けられているのに、これに関しては随分と「余地」を残す感じなネーミング。もっとも初期型だからしようがないのかな。裏面ラベルが「改訂版」になってる!笑
さて、ミヤマなのですが~、部品を見てみて肝心の大顎には、けっこう、失望・・・。
ぺらっぺら。
なので、メタルを曲げて~上下(内外)の湾曲のラインを出してみました。この作業で、キットのイメージが大きく変わります。すんごい変わります。
どうでしょう!このパッケージとの歴然たる差!(笑
やはり、この三次元的な造形こそが、虫の魅力。
つくるからには、ここら辺は妥協できません。
欲を言えば、顎先の二又。もう少し立体感があればなおいいのだけど、ね。
鞘羽の丸みや、胸部のアレンジはなかなかメカチックでcool!
脚部のばねは、なんら構造に関与していないお飾り!なのだけど、デザイン的にはありかな♪
膝関節があるともっと良かったかな。
こんなかんじで、「クワガタムシ」というなんともアバウトだけど包容力のある名の下に完成した「メカミヤマ」。
【8歳以上大人まで】、のうたい文句は、十分に楽しめるものでした♪
こういうのって、どこか日本的だよね~。プラモ文化、虫文化の統合というか。
大人にこそおススメです。