なじみのこれ。L. cyclommatoides
上のこれとはまたちょっとちがう、これ。L. sp.
どうしましょうね。
まず、いえるのは、
ラオスのと一緒にして考えないほうがいい、ということ。
確実に「顔」が違います。
100頭並べれば、分かります。
なので、自分は、
ラオス基産地のフォルモサスとヴェトナム基産地のキクロマトイデスは、分けてとらえたいという立場。
ジリオリもフジタさんもフォルモサスに統合しちゃったんだけどね~
ここのところの分類は、非常にデリケートです。
なので、時間が解決するだろうと結論は持ち越してですね、
学名は「ミヤマクワガタの一種sp.」でゆるりととどめておいてですね、
流通名、いわばインボイスネームをつけちゃったらいいと思う。
そういうの熱帯魚界では良くあることですから~
例えば、プレコやコリドラスといった底モノ鯰たちなんて名無しはざら。
もうずっと知られて久しい「オレンジフィンカイザープレコ」
(中野坂上の「まっかちん」http://www.makkachin.comより引用)
学名は、Baryancistrus sp.
いまだに名無しなんですな。
そんなところで、
葛さんの提唱した呼称をなぞるとするならば、
キクロマトイデス ⇒ ホソアカミヤマ
フォルモサス ⇒ 「ラオス」ホソアカミヤマ
sp. ⇒ 「イェンバイ」ホソアカミヤマ
なんて地名でいくのはどうでしょう笑
「ニセ」ホソアカミヤマでもいいけど、ニセやモドキなんて今時ねえ。
和名はムズカシイですよね~
あ、このspは、タカクワとも違うと思いますよ。
葛さんが名付けた「キイロ“ホソ”ミヤマ」。
フジタさんが大図鑑でタカクワミヤマL. takakuwaiとしたのですが、当初は、L. sp(ミヤマクワガタの一種)扱いで、和名、というか呼称が先行していました。
デラバイのように鮮やか。かつ、「細い」んです。みんなもれなく細いんです!
かつてキクロマトイデスに混じって採れた、この
「真の」タカクワは、レアです!
まあ、ごく局所的に分布する個体群の、「顕著な特徴」に過ぎないのかもしれませんが、
この「顕著な特徴」は、自分には亜種レベル以上の違いだと感じるんだな。
直感ですけどね。
今日は画像掲載する気力なく~文面だけで~
気が向いたらまた☆