割り出し① バルバロッサミヤマ 

6月にセットしたP. barbarossa


(DIDIER, 1949より)

本格的ブリードを初体験のバルバロッサで試みるってどうなんでしょう??
ともかく、バルバロッサの50mmクラスを作出したく、ノウハウの無い手探りのなかでチャレンジしたいと思います。

常温管理・・・

合計3つセットし、ひとつはワインセラー(17℃設定)に、もうふたつは、私の部屋で常温で管理していました。

さすがにここのところの暑さで室内とはいえ、常温管理のほうはやばい状態に。

「部屋にいるとき以外はクーラーつけていない」ため、マットの劣化がかなり進んでしまったのです。

このあんばいは、やってみないとわからないところだな~と、後から分かるところ。これが経験かと思います。空調管理は、一時的ではまったく意味を成さないということですね。

最初のセット。もう、腐海。少し肺に入っちゃうよ!
♀の亡骸が見えますね。


ふたつめのセット。こちらも腐海。
こちらも中央に亡骸が。。。

ひっくり返すと、マットの8割が赤く発酵しておりました。
端々の黒くのこったマットの部分に、幼虫たちはなんとか潜んでいてくれました!

常温の2セット、合わせて30弱。
上は30℃になる部屋でこの結果はどうなのでしょうか~ま、取れたのでひとまず嬉しいですけれども^^

ワインセラー(17℃一定)管理

もうひとつのワインセラー(17℃管理)のほうも、せっかくなので掘り出し決行しました。

結論的に言えば、こちらは・・・

「しまった、もう少し待てば良かった!(´Д`).∴」

餌をあげてなかったのに、親の♀ちゃん、健在でした!

「さて~」と蓋を開けたら、なんと、マット表層に出てきていましたよ。ゴシゴシ(-_\)(/_-)三( ゚Д゚) ス、スゲー!


幼虫は~

ケース越しに外から確認できますね。


ひっくり返すと、ぼろぼろ出てきました!

50弱はいたかな~


そして、なんということか、「卵」も十数出てきてしまい、ああ━━━━(´Д`υ)━━━━・・・ 後悔。

やはり、セラーでの低温管理はダテじゃないですね。

イケてます!

マットの変色など見うけられないし、発酵の進行も常温に比べるべくも無く、穏やかなものです。

今後のひとつの指針になりました。

しかし、これほど子供をもたらしてくれた♀ちゃん。

フセツ欠けもなく、ピッカピカ。正直驚きです!

もう、子供は十分なので、余生を過ごさせてあげるとします。

あと、わかったことは、バルバロッサ、けっこう”もぐりん”な生態なのだなということ。

この種に関してまったくの初心者だったので、マットの上に姿を現さないことに、ずいぶん心配したものです。

餌ゼリーなんかほとんど食べませんし。

♀は地中へと潜行したまま。

さきほど再開するまで一度も姿を拝みませんでした。

プセウドルカヌス系の♀が標本的に「珍」なのは、こうした生態に理由のひとつがあるのだろうな~などと思ってみたり。

②へつづく。

Author: jinlabo

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