Lucanus kraatzi ssp.giangae
展足上がり、箱に入れる前にせっかくなので比較してみます。ともに62mm程度の、ごく普通サイズの両者。
並べてみると、だいぶ違って見えます。
(同じに見えるという方がいたら、大変申し訳ないのですが、ゴメンナサイ!)
このレベルでは、まさに体の各部位のバランス、いわば彼らのプロポーションが核心なわけです。
Propotion does matter.
Propotion does matter.
左個体に注目しましょう。
右の個体に比較して、腹部の大きさは同等ながらも、左のほうがウエスト(胸部)が締まっていて、大アゴが弧を描くように緩やかに発達している。これは、この種における「美形」、そう断言していいと思います。メリハリが効いている左は、いわば、「ぼんきゅぼん」。
右の個体に比較して、腹部の大きさは同等ながらも、左のほうがウエスト(胸部)が締まっていて、大アゴが弧を描くように緩やかに発達している。これは、この種における「美形」、そう断言していいと思います。メリハリが効いている左は、いわば、「ぼんきゅぼん」。
右は、さしずめ、「樽」、とでも評しておきましょうか(笑)
Caoban, Vietnam
Special thanks to Mr.T @vietnaminsectsヽ(´▽`)ノ