めざせ50mmバルバロッサと鼻息荒く今季を迎えていたが、バルバロッサではなく、、、イベリクスibericusで目標達成してしまいました。
今季ロシアラベルの個体たちaround 50mm。
左より、極太型/ 赤顎型/ スリム艶型、というところでしょうか。
下はダゲスタンラベルの個体。
小さく見えますが、それでも45mm。
上の御三方の大きさがあまり際立たないのは、小型と大して変わらない比例・フォルムでそのまま大型になってしまうから、といえますね。とりわけ、ミヤマに顕著に現れる個体の変異(ヴァリエーション)、すなわち大型個体が示すような我々をあっと言わせる激変ぶりが、この子たちには残念ながら無いのです。
そうした観点からすると、変異を楽しむ種sp. にはならないな~と思う次第。
やはり変異考察は、ロシアにおいてもcervusに託す、といったところでしょうか。
黒海の東側地域、Sochi周辺の個体群が気になるところです。